HOME >学生の皆さまへ(履修履歴活用について)




 面接官と学生の双方が、履修履歴(=修得した授業科目名、単位数、評価が分かるもの)
 を参照しながら質疑応答をする面接のことです。

 履修履歴活用面接は、学業の成績を確認することを目的としたものではありません。 
 学業に関する質問を通して、学生の皆さんが

   ・どのようなことに興味をもっているのか
   ・どのような基準で行動してきたのか
   ・どのような物事の理解の仕方をするのか

 などといった皆さんの考え方や内面を知ることを目的としています。




 1.企業としての社会貢献
 これまで、多くの日本企業は、採用面接で学業について積極的に質問をしてきませんでした。
 このような企業の姿勢が、結果として大学生の学業への意欲を阻害する大きな要因になっているとい
 う認識が社会的に広まってきています。
 ⇒ 大学教育と就職活動における「負のスパイラル」

 現在、大学教育との共生・日本社会との共生を考える企業がいち早く、この社会課題解決のために
 「履修履歴活用面接」を取り入れています。

 2.長期的に活躍する人材を求めて
 履修履歴活用面接を行う企業の多くは、「学業」と「学業外」の双方の活動について知ることでより
 多面的に学生を理解しようとしています。

 これは、入社後に長期にわたり活躍・成長する人材として期待しているからこそであり、「履修
 履歴活用面接」を実施している企業は、人物重視の採用を行っている企業であると言えます。


 2016年卒採用活動より「どの企業が履修履歴活用を行っているのか」が学生の皆さんに分かりや
 すくなるよう、「履修履歴活用面接マーク」というものが考案されました。
 このマークを掲げている企業は、採用における履修履歴活用面接を実施している企業です。
「履修履歴活用面接マーク」についてはこちら





 皆さんに「履修履歴活用面接」について知っていただくために、VTRをご用意しました。
 「履修履歴活用面接」の意義と目的、実際の面接での質問例などをまとめています。